2012年4月2日月曜日

投資先の選定

どこに資金を投入するかということも大事ですが、どこをベースに活動するかということも重要項目ではないかと。

要するに、「日本の証券会社ってどうなのよ?」ってことです。確かに日本語でアレコレ説明してくれるし、何かあった時のサポートも日本語で受けられる。でも、肝心な運用のレベルってどうなんだい?という疑問あり。。。

オンライン化が進んだ現代においては、何も日本の証券会社にこだわる必要はないんじゃないかと。。ながーーーーーーいお付き合いをするのであれば、購入する際にもそれ相応の確認をする必要もあるし。。。

もし、国内の証券会社が外国の証券会社の商品を自社で販売する程度の運用力しかないのであれば、直接海外の商品を購入した方が中間マージンを削減できる分だけメリットが大きいと思う。日系証券会社の運用力はいかほどに。。。

2012年3月31日土曜日

バランス

資産運用については、株式・現金・債券を三本柱として定義し、株式を軸として回していくことにします。

「軸にする」=「重点配分する」というものではなく、あくまでも株価を軸に投資する配分を決めるというものです。景気が底(株価が低迷)の時は、株式に資産を比重を移し、景気が減速の傾向が出てくると株式を売却して、その売却益を債券へ移すという戦略でいってみます。

仮に景気の波が穏やかでずっと続くとすれば、20代や30代のうちは「株式:債券=80:20」ぐらいからスタートし、徐々に株式の比率を下げ、債券の比率を上げていくという形を想定しています。実際には、景気動向を加味する必要があるので若干の上下動を加える必要あり。

あとは、Active運用かPassive運用かを決めることが必須。この人となら一蓮托生してもいいと思えるActive index fund managerに巡り会えればいいのですが、該当する人に巡り会えそうにない(運用開始時に見当たらない)のであれば、Passiveで運用を開始するのがいいと考えてます。仮に後から、この人というmanagerが見つかればスイッチすることに抵抗が少なくなる。

この次はどのように投資先があるのかを吟味する必要がありそうです。

2012年3月24日土曜日

歴史上、最も重い税金

「インフレ税」のことです。何がひどいかというと、“資本を食いつぶす”という最悪なスキルを持っているということが挙げられます。

例えば、現金100万円を資産として持っていて、それを年率5%の定期預金で運用すると仮定します。

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1) インフレ率ゼロ%、利息収入に対する所得税100%の場合
儲けとなる5万円の100%が税金として徴収されてしまうので、トータルの資産は100万円のまま。

2) インフレ率5%、利息収入に対する所得税ゼロ%の場合
利息の5万円を受け取ることができ、トータルの資産は105万円となる。しかし、元金がインフレにより5%目減りする(お金の価値が5%下がる)ため、最終的な資産はやはり100万円のままである。
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所得税はよくクローズアップされていますが、インフレ率はあまり報道されることはありません。現在の日本の場合は、インフレというよりもむしろデフレ寄りですので、あまり耳にしないのは自然なことかもしれません。長期的な運用を考えた場合は、必ず考慮する必要のある項目であると思います。

簡単に他の金融商品に乗り換えることが可能な普通預金(もしくは、中途解約が面倒ではない定期預金)は、運用先の1つとして検討するに値すると考えられます。

2012年3月23日金曜日

投資前のセルフチェック

1) 家を持っているかどうか
2) お金が必要か
3) 株で成功する資質があるか

ピーター・リンチ曰く、上記の3つが大事なのだそうだ。ひとつずつ検証していこうと思う。

まずは「家を持っているかどうか」だが、通常アメリカでは、最初に小さな家を買い、次に中ぐらい、そしてもっと大きな家に買い換える流れがある。これは「不動産の売却益を次の不動産に回さなくても非課税になる」というメリットがあることも要因のひとつと考えられる。また、日本とは異なり住宅価格のほとんどが新築プレミアということもないので、自分が支払った購入価格に十分なプレミアを乗せてくれる買い手が現れると売買契約が成立していると見ることができる。

確かに、このページでも紹介されているように1976年以降、サブプライムローンの問題が発生するまで住宅価格は順調に伸びていた。そういった点を考慮すると、住宅への投資は非常に理にかなっていると言える。しかし、日本で同じ手法を用いたとしても同様の成果を残すのは難しい。その理由は耐用年数が短く、また、新築に対するプレミア価格が他の国と比較して著しく高いからである。

次に「お金が必要か」という項目についてである。個人的にはこの項目を最初に確認してもよいのではないかと思っている。確認項目としては、「“いつ、どのぐらいのお金が必要になるか”ということを正確に把握しているか」がこの項目の肝である。プロの目線では10年、20年の長期的なトレンドはかなり予想がつくと言われている。これは「地上に雨として降った水は最終的に海にたどり着く」と言われて、大多数の人が納得するのと理論的には同じことだろう。(途中で蒸発した分を例外だと言ってしまえば、ウソにはならない)

つまり、目標となるゴールを決めることによって、そこから逆算して自分にあった運用計画を立てることが成功への唯一への道なのではないかと考えられる。「万一失敗したとしても、将来的に見て、毎日の生活に支障のない余裕資金の範囲で(株式)投資をするべきである」というのはまさにその通りだと思う。そのためには、とにかくタネ銭を確保する方法を練ることがはじめの一歩になるはずである。

最後に「株で成功する資質があるか」である。どう考えても、この項目が最重要項目ではないかと思う。忍耐強さ、自主性、常識、(辛いことへの)耐久力、自由な発想力、利害に対して超然としていられる精神力、根気、謙虚さ、柔軟性、独自に調査する意欲、失敗を認める強さなどなど。挙げ始めるとキリがない。単純に示そうとすると、自分の持つ変な信念や思い込みを取り除く必要がある。これはタイミングの問題で、経済が良い状況だとニュースなどで広く信じられるようになり、大多数の投資家が短期的な先行きに確信を持った時こそ、景気が悪化し始める時期になるのである。氾濫している情報の中からいかに不要なものにフィルターを適用し、精度の高いもののみに厳選する自分だけの仕掛けを作ることがタネ銭を作る時の同時期にしておく必要のあることだと思われる。

2012年3月22日木曜日

他力本願。

「自分だけ働くのは何か違うな」と感じてきたので、お金にも働いてもらうことにしました。まあ要するに「資産運用」をしてみるということです。これまで日本の銀行口座の貯金が資産のメインだったのですが、それだとちょっと割に合わんということで“自分で”資産を運用してみることにしました。

 プロに任せるのもアリですが、小市民レベルでは軽くあしらわれるのがオチではないかと。だったら素人であることを逆手に取って、プロを「ぎゃふん」と言わせれるような成績を残してやろうと思った次第です。

具体的なアクションとして銀行口座を移動することにしました。
これまで: 三菱東京UFJ定期口座(年率 0.025%)
これから: ANZ term deposit (年率 5.00%)

年率でこれだけ差があったんですよね。これは今日時点で「100万円を1年間定期預金した」という仮定での年率なんです。 一方は250円で、もう一方は5万円。投資の世界では「複利」を考慮することが大切なので、低金利の所に置いておくだけでは非常にもったいないと実感。

受け入れ先(オーストラリア)の銀行口座も準備ばっちりだし、年率5%の運用先から始めることにしよう。目標は年率10%で継続的に運用益を出せるようになること。がんばるぞー。